シルフェイド世界 設定資料集

※内容・設定は変更の可能性が有ります。あくまで(仮)って事で。
また、これらの内容はシークエンス5終了時点に書かれたものです。
キャラクターファイルに関しては割と
ネタバレ多数です、御注意。

- 現在の資料 -
・シルフェイド世界設定集
・キャラクターファイル

最終更新(追加):2003/08/05

シルフェイド世界 局地的設定資料集

[ トーテムの存在 ]
 ノーザニアの一部民族の血を引くものは、トーテムと呼ばれる「獣の力」を身に宿す事ができる。
 トーテムに覚醒すると、身体能力・五感の強化、治癒力の向上、が起こり、
 常人では考えられないような能力を得る事ができるという。

 トーテムの中には、知恵を持ち、宿主と会話できるようなトーテムも存在する。

 ちなみに、トーテムの覚醒では、あくまで肉体的強化が起こるだけで、理力などの
 超能力的(触れずに物を動かす、等)な力は得る事ができないとされている。
 また、一部の人間には、トーテムは「人類の第三の力」と呼ばれる事がある。
 (他の「力」に関しては下記「魔法って存在するの?」の欄を参照)

 例として、トーテムがフクロウの場合、筋力、瞬発力、生命力、意志力(集中力)などが
 多少向上し、また知能は大幅に向上する。夜間の視野も良くなり、音を立てて行動するのを
 嫌う癖がつく、聴覚が良くなる、など、フクロウらしい特徴が付与される。
 それが何か超常的な力によってもたらされているのか、それとも
 他の原因があるのかは、定かではない。
 


[ マナ・魔導とは何ぞや?]
 古代の動力として利用されていたエネルギー物質。別名「マナ」。
 古代人が使っていたとされる超能力的な力である「理力(フォース)」とは違い、
 「魔導(マナ)」はあくまでただのエネルギー源としての存在でしかない。、
 紛らわしいかもしれないが、「魔法」とは違う存在である。

 魔導エネルギーは特定地域の大気中に存在するが、そのままでは薄すぎて使用できない。
 だが、収束させ、特定物質に反応させる事で様々な反応を起こす事ができる。
 (加熱、冷却、発光が主な利用法)。「マナ収束器」は遺跡から発掘されたものを使用しており、
 それによって収束されたエネルギーを街の各々に流す事で
 街全体へ生活源としてのエネルギーを供給している。(収束器は巨大、かつ非常に貴重)
 また魔導のエネルギーを回路に流し(魔導は電気のように一部物質を伝導する)、
 その「流れ」や「反応物質」を選択、分岐させる事でより高度な利用が可能となっている。

 一部地方では、魔導の力が濃い(魔導の気体、液体、固体の絶対量が多い)地域に
 街を建てる事によって、人々は利便性の高い、快適な生活を送る事ができている。
 だが魔導エネルギーがどのようにして発生するのかは、未だに解明されていない。
 古代文明の遺跡が存在した地に限り、多くの魔導エネルギーが眠っているという事が
 わかっている。フォーンの街もその例に漏れず、地下には大きな古代遺跡が存在するという。
 (もちろん、ついでにマナ収束器が見つかる事も多いので、遺跡から直接供給する場合もある)
 魔導エネルギーは未だに枯渇した事はないが、枯渇の可能性を指摘する学者もいる。

 不思議な力を備えた古代遺産にはもっぱら高度な魔導回路、機関が内蔵されており、
 使用者に様々な効果を及ぼすものが多い。
 現存の技術では、古代文明のような高度な魔導エネルギーの利用はできない。

 ちなみにノーマ学院では、魔導回路の原理・基礎を教える学科が存在している。
 また、魔導回路の研究目的のため、一部の古代遺産(というかハイテクの塊とも言う)は
 国で買い取ってくれる事になっている。トレジャーハンター達の金儲けのネタである。


 実のところ、この「魔導」の存在はシルフェイド世界では局地的な存在である。
 現時点では、エシュターらが住むフォーンの街がある島、センタリア島と、
 エシュターの故郷であるノーザニア島の二つにだけは確実に存在する、という事が
 わかっているのみである。



[ フォースの存在]
 この世界で魔法と呼べる力は、古代人が使ったと言われる「理力(フォース)」が挙げられる。
 手も触れずに物を動かしたり、何もない所に発火させたり、手をかざすだけで傷をいやしたりと
 特殊な力を持っていた、という文献が残っているが、真相は定かではない。
 また、「理力」は「人類の第二の力」と呼ばれる事もある。(「人類の第一の力」は「科学」)

 今の時代の人間は、トーテム能力者などが存在する事を除けば、みな普通の人間である。
 (絶滅寸前の精霊族の中には力を持つ者もいるが、ほんの一握りである)
 

 ※以上の事はあくまで、一部の土地の話であり、シルフェイド世界全てにおける法則ではない。
  例えたった一つの惑星上でも、土地が違えばまるでそれが文化の一つであるかのように
  様々な法則、不思議な力が存在しているのだ。


キャラクターファイル
実は近くがよく見えない彼のメガネは読書用
[ エシュター=クレイトン ]

年齢: 15歳(入学時)

家族構成
 両親 戦争時に消息不明
 妹 フィーリアム(死亡?)
 その他 不明

詳細
 物語の主人公、ノーマ学院に入学したが、
 持ち前の不幸さで医学部に入れず、薬学部に所属する。

 性格は真面目で温厚な方だが、目的の為には
 手段を選ばない性格が災いする事が多く、
 様々な災難に巻き込まれる。
 正直、幸運と不幸を一人で無駄に消費しすぎていると言えよう。

 6年前の「北の戦争」を逃げ延びた一人。
 妹は不治の病で、医者の手当もまともに受けられないままに
 戦争が始まって離れ離れになってしまった為、
 妹はもう生きてないだろう、と思っている。
 その時の体験ゆえに、医者になることを志して努力している。
 現在、フォーンの街の叔父の家(本屋)に居候。

 災難に遭っても決してくじけない性格が人を惹き付けるのか、
 彼の知らない所で人に好かれる事が多い。
 特に、教頭先生やアルバートには熱愛されており、
 エシュターはその状況を深刻だと捕らえている。

 盗賊フォーゼルに襲われた際、トーテムの力に目覚め、
 以後はそのトーテム「思慮深きフクロウ」と行動を共にする。
 運動神経は元から決して悪いわけではなく、
 トーテムの力もあって、戦いにおいてはかなりの強さを誇る。

 まだ少年ゆえか、女装すると完全に女性に見える、らしい。

 「医聖」と呼ばれた、とある人物を尊敬している。
スズナさんとは違い、和服ではありません
[ シーナ=セフライト ]

年齢: 16歳(入学時)

家族構成
 父 行方不明
 母 スズナ
 祖母 ナズナ=ミズユリ

詳細
 ノーマ学院、薬学部所属。
 口数が少なく、真面目。割と人見知りするタイプ。
 非常に病弱、というより深刻な病気にかかってるので
 体調が良くない日がかなり多い。
 それでも学院に来るのは根性の為せる業と言えよう。
 ちなみに、その病気の名はまだ明かされていない。

 基本的に本好き。放課後はしょっちゅう
 図書室にこもって色んな本を読みあさっている。

 驚異的な記憶力を持つ。一度見た本棚の
 全ての本のタイトルを記憶する事すら可能という。

 彼女と違い、母親スズナはよくしゃべる。

 自分の深刻な病気の事を知っていても、
 自然に接してくれる(ように見える)エシュターに
 淡い想いを抱くが、エシュターが致命的な勘違いを
 している事には気付いていない。
 (シークエンス4終了時点)

 血液感染系の病気のため、刃物を嫌う。
 それゆえ大抵の料理は苦手。自分が食べる為の
 おかゆに限り、上手に作れる。

 密かに、「人に気付かれなければ何をしてもいい」
 と思ってるフシがあり、大胆な行動に走る事がある。

 実は走るのが非常に速い。が、スタミナは保たない。
元より貧しいゆえの安物服
[ ガゼル=レッドサーペント ]

年齢: 16〜18歳(本人予想)

家族構成
 一切不明

詳細
 とある人物に、旧市街地に捨てられていた所を拾われた。
 その後は不良集団「紅蛇」の一員として活動していたが、
 気付けば紅蛇のヘッド(ボス)となっていた。
 現在は紅蛇は解散、足を洗ってエシュターと共に勉強し、
 ノーマ学院に受験、薬学部に所属する事になる。

 性格は普通、ぶっきらぼうな喋り方をする割には特徴がない。
 入試時、放屁大作戦を考えた割には、学校に入って
 随分大人しくなってしまった。入試でハイになりすぎたのだろうか。

 紅蛇は解散したものの、今でも紅蛇のトレードマークである
 赤いバンダナを着用している。
 最近のフォーンの街では、元紅蛇の敵対勢力である
 不良グループ「蒼蛇」が幅を利かせており、頭を悩ませている。

 盗賊フォーゼルとは、「紅蛇」時代の同胞だった。
 レッドサーペントの姓は、組の名をそのまま付けたもので、
 彼自身、親が誰なのかという事は全く知らない。

 ケンカは、武器を持つより素手でやる方がいいと思っている。
 型破りの殴り合いに関してはプロフェッショナル。
 だが学院生活でそれが活かされる事は滅多にない。

 魔導工学を勉強したいと思い、今も再入試の為に勉強している。
 本人は、不良時代には考えられないようなまともな目標が
 できて、良かったと思っている。
学院では周りから浮いてそうな服です、しかも眼帯
[ アルバート=ウェスタリス ]

年齢: 17歳(入学時)

家族構成
 両親 「北の戦争」時に行方不明
 姉  戦争前に旅に出ており、音信不通


詳細
 ノーマ学院、薬学部所属。
 一見クールで堅い口調なので、彼をよく知らぬ人間に対しては
 非常に近寄りがたい雰囲気を与える
 (が、実際はそうでもない事はすぐわかるだろう)。

 エシュターをライバル視しており、よく勝負を挑む。
 努力家で優秀なのだが、いざエシュターと勝負すると
 必ず条件が悪かったり公平でなかったり、おまけに
 どちらかが不幸ゆえに恐ろしく惨敗したりと、
 常に不満の残る勝負になってしまう事が多い。

 6年前の「北の戦争」を生き抜いた一人で、
 エシュターと仲が良い。というか一方的に
 ライバル視し、またある時は友達以上の
 (全然密かじゃない)想いを抱いている。
 割とノリがいい一面もあり、エシュターの暴走に
 よく巻き込まれる。

 戦争時に敵から得た銃、弾丸作成器一式を、
 有事に備えて今でも大事に保管している。
 特技は弓(これは戦争前からもともと得意だった)、
 および銃の射撃(森で練習)。接近戦は苦手らしく、
 トーテムに目覚めていないエシュターにすら負ける。

 エシュターが医者として人々を救う旅に出るとき、
 自分もエシュターについていこうと心に決めている。

「民族衣装」と「街で流行の服」の混合、本場衣装はゴテゴテ
[ セト=ドライエル ]

年齢: 17歳(入学時)

家族構成
 祖父 バルト

詳細
 
ノーマ学院、医学部所属。
 ノーザニア原住民の血を引いているので、髪の色は薄い(ナダも)。
 生真面目で正義感に溢れ、人を傷つけるような悪は許せない性格。

 「ノーザニア原住民は頭が良くない」と言われがちだが、
 それは知識の絶対量や教育水準が低いゆえの結果であり、
 セトは決して頭が悪いわけではない。
 学者の血筋を活かし、勉学に励んでいる。

 臭いで人間を識別できるほど鼻がよく利くため、
 エシュターは犬や狼のトーテムとの関連を疑っていた。
 (※シークエンス5時点)


 後々、メインキャラクターとなる予定なので掲載。





                      

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